ベランダや玄関先にツバメが巣を作り始めて困っていませんか?
「ネットを張るのは面倒」「お金をかけたくない」──そんな方におすすめなのが、家庭にあるガムテープを使ったツバメ対策です。
この記事では、実際に筆者が試して効果のあったガムテープによるツバメ対策のやり方を、写真付きの実体験をもとに詳しく解説します。
なぜガムテープがツバメ対策に効くのか?、貼り方のコツ、うまくいかない場合の原因とその改善策まで、すべてをわかりやすく紹介。
さらに、ガムテープが効かないときに試してほしい「空間を埋める」方法も紹介しています。
お金をかけず、ツバメにも人にもやさしい対策を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ツバメ対策にガムテープは効果ある?基本原理を解説
ツバメ対策としてガムテープを使う方法は、一見シンプルですが、実は科学的な理由に基づいた有効な手段のひとつです。
まずは、なぜツバメが特定の場所に巣を作るのか、そしてガムテープがその行動をどう防ぐのかを理解しておきましょう。
ツバメが巣を作る場所とその理由
ツバメは、人間の住まいの軒下やベランダなど、風雨をしのげて安全な場所を選んで巣を作ります。
彼らは天敵(カラスやヘビなど)から身を守りつつ、ヒナを育てるための「安定した足場」を探しているのです。
つまり、巣作りの条件は「とまれる・守られる・落ちない」の3つ。
このうち「とまれる場所」を奪うことが、ガムテープ対策の核心です。
| ツバメが好む場所 | 特徴 |
|---|---|
| ベランダの角 | 屋根があり、風雨を防げる |
| エアコン配管の上 | 平らで足場が安定 |
| 軒下や照明の上 | 高くて外敵が近寄りにくい |
ガムテープでツバメを防ぐ仕組みとは?
ツバメは巣作りを始めるとき、まず足場に止まり、泥や草を口にくわえて壁に貼りつけます。
しかしガムテープを貼ると、その表面がツルツルになり、ツバメは足を引っかけることができません。
結果として、「とまれない=巣を作れない」という状態を作り出せるのです。
ただし、ガムテープの素材や貼り方を間違えると、まったく効果がないこともあります。
| 効果が出やすいケース | 効果が出にくいケース |
|---|---|
| ツルツルの壁や天井 | ザラザラした壁材 |
| 湿度が低く、粘着力が保たれている | 雨風が強く、テープがはがれやすい |
| ツバメが巣を作り始める前 | すでに巣を作り始めている |
実際に試した人の体験談と失敗例
実際にガムテープ対策を試した人の中には、「最初はうまくいったけど、数日後にツバメが戻ってきた」という声もあります。
ツバメは非常に学習能力が高く、粘り強いため、多少の障害では諦めません。
たとえば筆者も、最初に配管の上にガムテープを貼っただけでは、ツバメがその上に泥を重ねて巣作りを続けてしまいました。
このように、ガムテープは「物理的にとまれない状態をつくる」ことがポイントであり、単に貼るだけでは不十分なのです。
ガムテープを使ったツバメ対策のやり方【3ステップ】
ここからは、実際にガムテープを使ってツバメ対策を行う具体的な方法を3ステップで紹介します。
家庭にあるもので手軽にできるので、まずはこの方法から試してみましょう。
ステップ① 巣を作りそうな場所を確認
まず、ツバメがどこで巣作りを始めようとしているのかを観察します。
典型的な場所は、ベランダの角、エアコンの配管上、玄関灯の上など。
泥や草が少しでも付着していたら、それが「巣作り開始のサイン」です。
この段階で対策すれば、ツバメにも大きな負担をかけずに防げます。
ステップ② 壁や天井をツルツルにする貼り方
次に、ツバメが止まるであろう箇所を中心にガムテープを貼ります。
貼るときのポイントは、「ツルツル感」と「範囲の広さ」です。
壁に対して水平ではなく、やや下向きに折り返すように貼ると、足が引っかからなくなります。
| 貼り方のコツ | 理由 |
|---|---|
| テープを2重に重ねて厚みを出す | 足がすべりやすくなる |
| 角の部分を重点的にカバーする | ツバメは角を好むため |
| 幅広タイプのガムテープを使用 | 広い範囲をカバーできる |
ステップ③ 効果を高めるための貼る位置と範囲
ツバメが巣作りを始めるのは、1メートル程度の高さより上が多いです。
そのため、天井との間の角部分や配管上部に重点的に貼ると効果的です。
ツバメがとまる余地を完全になくすことが最重要ポイントです。
また、すでに巣を作り始めている場合は、一度撤去してから貼り直す必要があります。
このとき、ツバメが卵を産んでいないかを必ず確認し、法律に触れないよう注意しましょう。
ガムテープ対策が効かない場合の原因と解決策
ガムテープを貼ってもツバメが何度も戻ってきてしまう、そんなケースも珍しくありません。
ここでは、なぜガムテープ対策がうまくいかないのか、その原因と解決策を具体的に見ていきましょう。
ツバメが学習して慣れてしまうケース
ツバメは非常に賢い鳥で、障害物があってもそれを学習して適応してしまうことがあります。
つまり、最初は警戒しても、しばらくすると「このテープの上にもとまれる」と学んでしまうのです。
この場合、貼り方を変えるか、別の素材を組み合わせるのが効果的です。
| 対策方法 | ポイント |
|---|---|
| ガムテープの角度を変える | ツバメが足をかけられない傾斜を作る |
| アルミホイルを併用 | 光の反射を嫌うツバメの特性を利用 |
| 場所を一時的に覆う | 数日間ツバメが寄りつかなくなる |
素材や天候による効果の違い
屋外で使用する以上、ガムテープは時間とともに粘着力が落ちてきます。
特に湿気や雨に弱い紙製タイプのガムテープは、1〜2日で剥がれてしまうことも。
対策として、布タイプまたは防水仕様のテープを選ぶと効果が長持ちします。
| ガムテープの種類 | 特徴 |
|---|---|
| 紙製 | 安価だが屋外には不向き |
| 布製 | 耐久性が高く、長期間の使用に向く |
| 防水タイプ | 雨や湿気に強く、屋外に最適 |
他のアイテムと併用する方法(ネット・箱など)
もしガムテープ単体で効果が薄い場合は、ほかのアイテムと組み合わせるのが有効です。
特に、「物理的に空間を埋める」方法を併用することで、ツバメがとまる余地を完全に奪えます。
たとえば、配管の上に箱を置いたり、新聞紙を丸めて隙間を埋めたりすることで、ツバメは巣作りを諦めます。
| 併用できる対策 | 効果 |
|---|---|
| ネットを張る | ツバメが近づけない |
| 空き箱で空間を埋める | 巣作りのスペースをなくす |
| 反射材を吊るす | 光でツバメを遠ざける |
お金をかけずにツバメを防ぐ他の方法
ガムテープ以外にも、身の回りにあるものを使ってツバメの巣作りを防ぐ方法があります。
ここでは、筆者が実際に試して効果があった「空間を埋める」方法を中心に紹介します。
「空間を埋める」方法とは?
ツバメは巣を作るとき、まず「上に乗れる平らな場所」を見つけます。
そのため、そもそも上に乗れないように空間を埋めてしまえば、巣を作ることができません。
空間そのものを消す=最も効果的な防止策なのです。
| 必要なもの | 理由 |
|---|---|
| 空き箱 | 軽くて設置が簡単 |
| 新聞紙 | サイズ調整とクッション代わり |
| ガムテープ | 固定に使用 |
家庭にあるものでできる簡単な対策一覧
ツバメ対策は、特別な器具を買わなくても十分可能です。
下記のような日用品を組み合わせることで、効果を高められます。
| 使えるアイテム | 使い方 |
|---|---|
| ペットボトル | 軽くて置くだけでジャマできる |
| ビニール袋 | 風で動くのでツバメが警戒する |
| CDや鏡 | 光を反射させて近づけない |
ツバメにやさしい追い払い方
ツバメは渡り鳥であり、鳥獣保護法によって守られています。
そのため、むやみに巣を壊したり、卵を取り除くことは法律で禁止されています。
対策の基本は「追い払う」ではなく、「巣を作らせない環境をつくる」こと。
たとえば、明るいライトを一晩中つけておく、風通しをよくする、なども有効です。
ツバメを傷つけずに距離をとる工夫が、長期的には最も効果的な方法です。
ツバメ対策でやってはいけないこと
ツバメの巣作りを防ぐ際には、知らずに違法行為にあたってしまうケースもあります。
ここでは、ツバメ対策を行う上で「絶対にやってはいけないこと」と「注意すべきポイント」を整理します。
法律で禁止されている行為とは?
ツバメは「鳥獣保護管理法」により、法律で保護されています。
そのため、巣や卵、ヒナを直接壊したり移動させたりすることは法律違反となります。
もしすでに巣が完成して卵がある場合は、自治体や鳥獣保護センターに相談することが必要です。
| 行為 | 違法の可能性 | 対応方法 |
|---|---|---|
| 巣を壊す | 卵・ヒナがいれば違法 | 専門機関に相談 |
| 卵を移動する | 明確に違法 | 絶対に行わない |
| ツバメを追い払う | 卵がなければ合法 | 優しく環境を変える |
巣を壊す前に確認すべきタイミング
ツバメは巣を作り始めてから、およそ1週間で完成させます。
そのため、早い段階(泥を運び始めた時点)で対策するのが理想です。
逆に、すでに巣の形ができていたり、ヒナの鳴き声が聞こえたりする場合は手を出さないようにしましょう。
「早めの対策」がツバメにも人にもやさしい対応です。
地域のルールやマナーを守るポイント
マンションやアパートの場合、共用部分での対策は管理会社や大家さんの許可が必要です。
また、ツバメの巣を縁起物として歓迎している地域もあります。
そうした文化を尊重しながら、周囲に配慮して対策を行いましょう。
| 注意点 | 理由 |
|---|---|
| 共用スペースの対策は相談を | 他の住民とのトラブル防止 |
| 巣を壊す行為は慎重に | 法律・倫理的な問題を避ける |
| 地域の文化を尊重 | ツバメは「幸福の象徴」とされる |
まとめ:ガムテープは万能ではないが「最初に試す価値あり」
ここまで、ツバメ対策としてのガムテープの使い方や注意点を詳しく見てきました。
最後に、今回のポイントを整理してまとめましょう。
コスパ重視ならガムテープから始めよう
ガムテープは安価で手軽に試せる対策法です。
特別な道具を必要とせず、今日からでもすぐに始められます。
ただし、素材や貼り方によって効果が大きく変わる点に注意しましょう。
正しい場所・角度・範囲で貼ることが成功の鍵です。
失敗しても次に生かせる「学び方」
ツバメ対策は一度でうまくいかないこともあります。
失敗したら、ツバメが「どこに」「どんな風に」止まろうとしていたのかを観察しましょう。
そのデータをもとに、次は箱を置く・空間を埋めるなどの別手段を組み合わせてください。
この「観察→改善」のサイクルが、最終的に成功する近道です。
| 状況 | 次に試すべき対策 |
|---|---|
| ガムテープの上に泥をのせてきた | 箱で空間を埋める |
| テープがすぐ剥がれる | 防水タイプを使用 |
| ツバメが毎日戻ってくる | 一時的に布やネットで覆う |
最終的には「空間づくり」がカギ
ガムテープ対策はあくまで「入口」であり、完全な解決には環境の工夫が必要です。
ツバメがとまる場所をなくす、風通しや明るさを変える、などの空間調整が最も効果的です。
ツバメを追い出すよりも、来たくならない環境を作るという発想が長期的な解決につながります。
お金をかけず、ツバメにも人にもやさしい環境を整えていきましょう。

